従来の丸鋸刃(チップソー・メタルソー)は、硬いものや肉薄のもの(パイプなど)を切る際、刃が材料に接することで起きる振動にうまく対応できず、切断面の荒れや歪み、切断不能状態を起こしていました。
こういう状況を打破すべく様々な改良を重ねた結果、極力、刃が受ける振動を少なくする技術を確立することが可能となり、この技術(Breakless Technology)を搭載した丸鋸刃、SPANTSAW(スパンソー)が誕生しました。
従来の丸鋸刃に採用されている「高低刃」「千鳥刃」の技術では、1本おきに並んだ刃の働きが異なるため、結果的に振動を発生させていました。
新技術「Breakless Technology」では、独自の形状を採ることで、全ての刃が同様の働きをすることが可能となり、振動を抑えた切れ目のない切断=高い切断能力が実現しました。
加えて、刃のピッチを従来の2倍取ることができるようになったため、切り粉の掃き出し能力が上がり、鋸刃のライフスパンも長くなりました。
本製品に関する技術は(株)ソーテック浜松の特許申請技術です。